Leiの翻訳日記

フリーランス翻訳者の日記

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昨日から全然仕事がはかどらない。
内容が難しいってわけじゃないんですが、時々あるんです。

月曜朝9時納品なので、そろそろ気持ちを切り替えないと
また徹夜するはめになるのですが。

自宅で翻訳の仕事をするようになって
時々孤独だなと思う時があります。

会社勤めの頃も、海外とのやり取りが多い部署だったので
時差の関係で帰宅が深夜になることも多く結構忙しかった。
でも、1つプロジェクトが完了した時に同僚と交わす
心からの「お疲れさま」という言葉。
これが「さあ、次」という気持ちにさせてくれたのだと思います。

翻訳の仕事を始めてからは、メールで原稿を受取り
ひたすら英語に訳してメールで納品。
それが延々と続いて、誰とも苦労も喜びも分かちあえない。
時々、飽きるというか、うんざりするというか、
どうしても手が進まなくなってしまう。

だからといって、会社勤めに戻る気はないのですが。
今の働き方は自分に合っていると思います。
自己決定・自己責任は、当たり前になってしまえば
なんてことはなく、またそうしたかったから
フリーランスを選んだ訳ですし。

でも「モチベーションの維持」だけは、これほど
大変だとは思いませんでした。
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今日は勤労感謝の日(Labor Thanksgiving Day)でしたが
休まず働いておりました。

でも、風邪?なのか夕方から急に頭痛がひどくなり、
久しぶりに薬をのんでしまいました。

納期に遅れることは絶対にできないので、体調管理には
十分気をつけているはずなのですが。。
外出先から帰宅した際にはうがいと手洗いをするなど
風邪の予防対策もしてるんですけどねえ。

普段は運動不足のせいか、肩こり、腰痛に悩まされております。
友人から良いマッサージ屋さんを紹介してもらったのですが
通うのに1時間ほどかかるので、なかなか行けません。

幸いこの1年、大きな怪我も病気も無く過ごしてこられました。
健康で仕事ができることに感謝しなくてはいけませんね。
今やってる翻訳が12月下旬で終わるのですが、
その次の仕事の打診がありました。

全10ファイルでトータル200枚ほど。
納期は来年1月中旬。
今年のお正月は休みがなかったので、
来年は休むぞーと思い勇気を出して言ってみました。

「12月23日から来年1月末までお休みします。
2月からまたお願いします。」

ちょっと長いかなとも思いましたが、とにかく休みたい。
すると

「以前翻訳していただいた企業からの依頼で、
同じ翻訳者でとのリクエストが出ています。
出来る範囲でいいのでやってもらえませんか」

こう言われると弱い。
自然と口元が緩み、にんまりしてしまう。
早くも決意は崩れ去り、「まあ少しぐらいなら」と
"困ったなぁ"風にトーンを落として返答したら

「じゃあ、180枚お願いできますか」

って、20枚しか減ってないじゃん!

その瞬間我に返りました。
あぶない、あぶない。
こうやって、休み無く1年たってしまったのではないか。

勇気がいるんですよね、お休みするのも。
休むって言った途端に「もったいないオバケ」が出てくる。
でもそろそろ一回お休みを入れないとキツイ。
「休みたい」「もったいない」の葛藤の中
思わず口をついて出た言葉は

「メインで7割ぐらいやってくれる翻訳者さんを探して下さい。
私はサブでお願いします。」

中途半端というか、何というか。言った本人もびっくりです。
こんな私の無責任な発言にも、優しく「検討してみます」と
言ってくださり電話は切れました。
さすがに本当に検討はしないと思いますが、ああ大反省。
前回の記事、長すぎましたね。。
書いてるうちにだんだん怒りがこみあげてきて
手が止まりませんでした。
最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございました。

今日は、英語について短めに。
和製英語について調べていたら、Wikipediaの和製英語のページに
上手くまとめられているのを発見。

英単語の暗記に疲れた方、ちょっと息抜きに読んでみると
新たな発見があるかもしれませんよ。
発音が悪くて話が通じないのではと思っている方、
もしかしたら和製英語を使っていたってこともあるかも。

ちなみに私はイギリスのサンドイッチ屋で
"Tamago sandwich, please."と言って通じなかったことがあります。
和製英語どころか、それ、日本語ですよ。
「日本語に引きずられない」

これは英文ライティングに限らず、スピーキングにおいても
大切なことで、英語を勉強されている方の多くが
感じていらっしゃると思います。

そのまま置き換えては、意味が違ってしまったり
不自然な英語になることは多々あります。

また、「同じ単語の繰り返し使用は避けろ」と
イギリス留学中に先生から教わりました。
その方が文章が豊かになります。

帰国後、外資系企業に勤めましたが
そちらのネイティブのエディタも同じ考えでした。
私の場合、HPや年次報告書に載せる活動報告を
チェックしてもらうことが多かったのですが、
これはかなり勉強になりました。

簡潔さも大切で、例えば一度"Government of Japan"
と書けば、その後は"The Government" だけでOKなのです。

ところが、これが産業翻訳界では通用しないことがあります。
それが「語彙統一」。

ある翻訳会社から、「語彙統一にうるさい企業なので
必ずこの訳語を使ってください」と対訳表を渡されました。

「A工程用ロボット」が"Robot for A process"となってたら、
必ずこの訳語にしなければいけません。
2度目からは"the Robot"だけにした方がどれだけ
スッキリするかと思うのですが。
で、「装着」が"mounting"。
"install"も"attach"も使えない。
この件で翻訳会社に確認したところ、「表に従って下さい。
産業翻訳は語彙統一が命ですから」とのこと。

当然マニュアル等の操作手順では訳語を統一します。
メニューで「新規テーブルの作成」が "Create New Table"なら
操作手順では"Create New Table"と訳します。
しかし、その他の文で「新規テーブルの作成時に」とあれば
"When creating a new table"としたいわけです。

そういったことも許されないと、結構きついです。
最近社内翻訳を始めた友人から同じような話を聞きました。

彼女の派遣先は大手企業のソフトウェア開発部。
外注の翻訳は質が悪いということで、社内翻訳者を
雇うようになったらしく、とにかく語彙の統一が最優先。
単語レベルではなく文章レベルで。

例えば、エラーメッセージの英訳。
「~を確認してください」とあれば、すべて
"Please check ..." としなければいけないらしい。
「~」の部分によって "confirm" や "refer to" の方が
適切な場合もあると思うのですが。

彼女曰く、「すみません」を"I'm sorry." "Thank you."
"Excuse me." のどれか1つに統一しろと言ってるようなもの
らしいのですが、このレベルの語彙統一を期待されると、
どんな翻訳会社に依頼しても、「質が悪い」となりますよね。
そんな翻訳する翻訳者はいませんから!

彼女も、状況・文脈によって訳語が変わると説明しましたが、
聞き入れてもらえず、返ってきた言葉は
「統一されているほうがキレイだから」

「キレイ」とは??
画一性を好む日本人ならではの発想か?
でも私は語彙統一された文章を見てキレイと思ったことはない。
では欧米人の発想なのか??

以前、日本版マニュアルは日本で、英語版マニュアルは英国で
作成されたソフトウェアのマニュアルをみたのですが、
厳密に統一されてはいませんでした。

例えば、「分岐」
画面上は "Divergence" となっているので
機能説明のタイトル部分はもちろん"Divergence"。
その説明文では、シンプルに"branch"を使っていました。

これを考えると、ガチガチな「語彙統一」は
英語圏からの要望ではないように思うのですが。
「語彙統一」は必要です。でも限度ってものがあるのでは。

その「限度」が人それぞれだから厄介なのか。
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